もっと宣教を!
8月6日から29日まで、タイとミャンマーに行って来ました。今回は色々な都市を訪問して、各地でセミナーを行いました。まず8月6日から11日までは、タイのチェンライ市に行きました。韓国のサミル教会短期宣教チームがチェンライにあるミャンマー人教会を訪問するので、その通訳奉仕をするのです。今年の2月にも行ったので、今回は2回目になります。日本人の私が、韓国語をミャンマー語に通訳する、というのは、何とも不思議な感じがしました。自分の賜物が宣教のために用いられるのは、本当に感謝なことです。サミル教会チームのみんなとも一つになって、楽しくエキサイティングな時間でした。
その後8月12日からはミャンマーに入国し、まずシャン州タウンジー市に行きました。ここで牧会しているマンボン先生の教会で、2日間セミナーを行いました。各地の牧会者や主婦たち約25人が集まりました。セミナーは「宣教への導き」「宣教の戦略」と題して、私の宣教体験をみことばと共に証ししました。14日夜にはタウンジーから車で40分ほどにあるニャウンシェ町に移動しました。ここは私たち家族が2015年から2020年まで住んでいた町です。ガユナー教会のバザ牧師先生と協力しながら、未伝道部族宣教をして来ました。今年の3月28日にミャンマーでM7.7の大地震があって、この町の近くのインレー湖上の村で大きな被害がありました。ガユナー教会のメンバーたちの中にも家を失った人がたくさんいました。しかし、日本や韓国の皆様からの貴い義援金によって、湖の近くに広い土地を購入することができました。現在そこに被災者支援施設を建築中です。今回も追加の義援金を手渡しました。その建築中の宣教センターで、青年向けの弟子育成セミナーを行い、28人が参加しました。教会の青年たちが成長してるのを見て、ミャンマーの将来に希望を感じました。8月17日にはガユナー教会の主日礼拝で、私がメッセージしました。5年前は50人ぐらいだったのに、今では子どもを含めて200人以上が来ていて、イスが足りないほどです。ミャンマーはコロナ、クーデター、内戦、洪水、地震で、災難が次々と起きているにもかかわらず、主にある教会が力強く成長し前進しているのを見て、大きな励ましを受けました。
8月20日にはニャウンシェ町から車で5時間ぐらいかけてマンダレー市に行きました。ここは先の大地震の震源地で、多くの建物が倒壊し多数の死傷者が出た所です。今回行って見たら、あれから約5か月たって市街地はだいぶ復旧していましたが、周辺の貧しい地域では建物が崩れたままになっている所もたくさんありました。私が協力しているエルベテル教会とタウンオル牧師先生の家は、修理されてきれいになっていました。私はそこで3日間セミナーを行いました。内容は「悪感情からの解放」です。60人以上が参加して、そのうちの20人ぐらいは未信者でした。暑い中みんな熱心に耳を傾けて、終わった後多くの人たちが「恵まれた」「励まされた」「今の私たちにちょうど必要な内容だった」と言ってくれました。この他にも、ウーテンタン村、パレイ村、ミットー村、ハッピーファミリー聖書学校、トリニティ教会なども訪問し、主のみことばを語ることができました。本当に感謝です。8月25日にはマンダレーの隣にあるサガイン市に行きました。ここには私の友人であるソーエーワ牧師先生の教会があります。今回行ってみたら、何と約230人もの未信者が集まっていました!私は朝9時から11時半まで、伝道メッセージを思いっきり語りました。最後に「祈ってもらいたい人は前に出て来てください」と招くと、40人以上の人たちが出て来たので、一人一人に手を置いて祈りました。主のみわざを賛美します!
今回各地を訪問しながら示された聖書のみことばは、ヨハネ4章35節です。
「あなたがたは、『刈り入れ時が来るまでに、まだ四か月ある』と言ってはいませんか。さあ、わたしの言うことを聞きなさい。目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています。」
・・・・ミャンマーの人々は今、霊的に飢え渇いています。大いなる刈り入れの時が来ているのです。だからこそ、みことばを語る宣教者がもっと必要です。今行かなかったらもったいない!私はこれからも、できる限りもっとミャンマーに行って、この宣教を続けて行こうと思いました。

チェンライ教会の牧師先生ご夫妻と韓国サミル教会チーム

タウンジー教会でセミナー

インレー湖近くの土地に被災者支援・宣教センター建築中

追加の義援金をバザ牧師先生に手渡す

青年セミナー。ミャンマーの希望!

ガユナー教会200人以上。イスが足りない!

マンダレーのエルベテル教会でセミナー

サガイン教会で未信者230人!

招きに応じて祈りを受ける人たち
