教会開拓倍加運動

教会開拓倍加運動

・・・Church Planting Movements(David Garrison著)という本から、要約して引用します。

1、世界中の教会開拓倍加運動

(1)インド

マッディヤ・プラデーシュ州では、7年弱の間に、4000の新しい教会が生み出されました。

1990年代、オリッサ州では1000の新しい教会と、さらに1000の新しい伝道所が生み出されました。2001年までには、24時間ごとに一つの新しい教会が生み出されるようになりました。

ボージブリー語族では、4000以上の教会と約30万人の新しいクリスチャンが生み出されました。

(2)中国

中国では、毎日3万人以上の人々がバプテスマを受けています。

中国北部のある省では、5年以内に2万人以上のクリスチャンと500の新しい教会が起こされました。

河南省では、わずか8年間にクリスチャン人口が100万人未満から500万人へと爆発的に増加しました。

黒龍江省のキンアン地区では、1ヶ月に236の新しい教会が生み出されました。

中国南部では、8年間に9万人以上の人々がバプテスマを受け、920の家の教会に集まっています。

2001年に起きた新しい教会開拓倍加運動(T4T)では、10年間に173万8000人の新しいクリスチャンと15万8000の新しい教会が生み出されました。

(3)アフリカ

過去100年間に、アフリカのクリスチャン人口は900万人から、3憶6000万人に増加しました。

アフリカでは、毎月1200の新しい教会が生み出されています。

エチオピア人の伝道者たち28人は、8ヶ月間に681人の人々をキリストに導き、83の教会を生み出しました。

ケニアのマサイ族は、過去100年間福音を受け入れませんでしたが、1980年代後半からの宣教により、現在60万人のうち15%の約9万人がクリスチャンとなっています。

(4)イスラム圏

過去20年間に、歴史上、最も多くのイスラム教徒がキリストを信じるようになりました。

北アフリカでは、20年間に1万6000人以上のベルベル人がキリストを信じました。

中央アジアで、15年間に1万3000人のカザフ人がキリストを信じました。

約1万2000人のカシミール人が、キリストを信じました。

あるアジアのイスラム教国では、15万人以上のイスラム教徒がキリストを信じ、3000以上のグループに集まっています。

2、全ての教会開拓倍加運動に共通すること

(5)現地の人々によるリーダーシップ(Ⅱテモテ2:2、使14:23、テトス1:5)

最も効果的なチームは、比較的少人数の外国人と、多くの現地のリーダーたちから成り立ちます。外国人宣教師の「戦略調整者」は、現地のリーダーを素早く養成し、ムーブメントの将来を彼らに委託します。「模範を示し、助け、見守り、去る」

「2・2・2原則」とは、Ⅱテモテ2:2で、「パウロ→テモテ→教える力のある忠実な人→他の人」というように、1対1で模範を示し、助言を与えることを通してリーダーを養成する原則のことです。教会開拓倍加運動においては、バトンは最初から現地のリーダーの手にあります。

(6)信徒のリーダーシップ(使4:13、18:3、Ⅰコリ1:26)

なぜ無給で、手に職を持った、信徒のリーダーシップが重要なのか。

①全てのクリスチャンが祭司だから。(Ⅰペテロ2:9)

②何千人ものリーダーが必要なため。

③新しいクリスチャンがすぐに教会で働くことによって、彼らを教会に保つため。

④普通の人々とのつながりを保つため。

④限られた経済的資源を、スタッフの給与や施設のためではなく、宣教や奉仕に使うため。

(7)家の教会(使2:46、5:42、12:12、Ⅰコリ16:19、創18:32) 

家々で、少人数で集まる家の教会(ハウス・チャーチ)がもたらす益は、次の通りです。

①リーダーシップの責任は小さく、管理しやすい。

②異端が起きても、小さくとどめ、全体に及ぼさない。

③互いに責任を負い合う関係が強められる。

④メンバーのケアがしやすい。

⑤構造が単純なので、再生産しやすい。

⑥伝道と新しいクリスチャンの組み入れに効果的である。

⑦失われた人々の近くに教会をもっていくことができる。

⑧迫害者の目から逃れやすい。

⑨人々の日常生活が関心事となる。

⑩新しいリーダーの素早い養成を促進する。

(写真)2013年頃に私たちが、ミャンマーのパレイ市で家の教会開拓をしていたときの様子

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