1, まずは知ることから始める
(1)宣教師や宣教団体のニュースレターを読んで下さい。ニュースレターには、その宣教師が今どんな働きをしているのか、どんな必要があるのか、その国の宣教事情、祈祷課題などが書いてあります。数ヶ月に1回発行されて、教会に送られてくるので、受付などにおいてあります。最新の宣教状況を知るには、これが一番です。
(2)世界宣教に関する本や、宣教師の伝記を読んで下さい。
(3)世界宣教セミナー、祈祷会などに参加して、宣教師たちの証しを聞いて下さい。宣教団体の事務局に問い合わせてみて下さい。パンフレットや、資料などを送ってくれます。
2, 具体的な方法で祈る
(1)祈りのノートを準備して、新しい祈祷課題を次々に書いて下さい。世界中の国々のリスト、未伝道部族名のリスト、宣教師のリストを書いて下さい。その部族の人口、地理、宗教、政治、経済、文化、歴史、宣教、霊的状況などについて調べて、書いておいて下さい。
(2)壁に地図と写真をはって下さい。机の前や冷蔵庫、トイレなど、毎日一番目に付く所に、大きな世界地図をはって、宣教師が派遣されている国に印をつけて、その宣教師の写真をはって下さい。
(3)教会で月1回、世界宣教祈祷会を開いて下さい。まずは小さく、2、3人でも良いから、とにかく始めて下さい。教会の中に、関心を持っている人が必ずいます。宣教師たちのニュースレターを読んで、その祈祷課題を一緒に祈って下さい。そして、祈ったことをみんなで寄せ書きに書いて、その宣教師に手紙で送るのです。その宣教師は、それによってどんなに励まされることでしょう。
(4)教会の掲示板に、宣教師のニュースレターや家族写真をはって下さい。祈祷課題を書いて、コピーして配って下さい。みんなが関心を持つようになり、祈りの輪が広がります。
3, 宣教師とのコミュニケーションを保つ
月に1、2回でも良いから、定期的、継続的に、宣教師に手紙かEメール、ラインを送って下さい。何か緊急の祈祷課題、必要なこと、助けてほしいことなどがあるか尋ねて下さい。教会の週報、最近のニュース、みんなの写真、声や映像を送っても良いです。クリスマスカードをみんなで寄せ書きして送って下さい。「遠く離れていても、私たちはあなたを覚えて、関心持って祈っているよ」ということを、形で示して下さい。
どんなに送っても、迷惑なことはありません。宣教師は、異国の地で孤独感に襲われ、「みんなが自分のことを忘れているのではないか」という不安に悩まされるのです。メールをチェックするたびに、日本から何か来ていないか、と待ち望んでいるのです。それを受け取る宣教師は、感激して泣いて喜ぶことでしょう。
また、帰国中の宣教師に、証しを話す機会を与えて下さい。「むこうではどうでしたか」と尋ねて、その色々な体験談を聴いてあげて下さい。「なぜそんなことするの」とか「こうしたらいいのに」とか言って話をさえぎらずに、ただ「そうだったの」とうなずいて、そのまま受け入れて下さい。「聴くことは愛すること」です。話を聴いてもらえるだけで、心がいやされるのです。宣教師は「わかってくれる人」を求めています。コミュニケーションを切実に必要としているのです。コミュニケーションを保ち続けることは、宣教師を励ます大きな力になります。
4, 献金する
祈る中で、主に示された宣教師に、毎月定期的に献金を送って下さい。少しずつ、千円でも5百円でも大丈夫です。日本の円は、宣教地では何倍もの価値があります。「継続は力なり」「ちりも積もれば山となる」です。責任持って最後まで続けるときに、祈りも忘れずに継続することができます。献金するところに、祈りと関心も行くのです。毎月忘れないように、献金を振り込む日と口座番号を、スケジュール手帳に書いておいて下さい。「世界宣教月定献金」の封筒を用意しておいて下さい。
お金の使い方は、その人の人生の価値観、優先順位を表しています。人間は、重要だと思うことのためにお金を使います。「本当に」宣教のビジョンがある人は、そのためにどんな犠牲を払ってでも投資します。世界宣教のためにささげる人は、天国銀行に貯金しているのです。人のため、事業のためではなく、神だけを喜ばせるためにささげて下さい。
5, 宣教団体・支援会の国内スタッフとして奉仕する
宣教団体や宣教師の支援会では、国内事務局で様々な働きを必要としています。Eメールでの連絡、会計、送金、ニュースレターの発行・発送作業、メンバーケア、セミナーの開催など、宣教師を支えるために、どれも大切な働きです。事務局に「私に何かお助けできることはありませんか」と聞いてみて下さい。きっと喜んで答えてくれるでしょう。あなたがスタッフとして奉仕するなら、それは世界宣教のために大きな助けとなります。国内にいても、世界宣教の働きに参加できるのです。喜びと使命感を持って、主に仕えて下さい。
6, 現地に行ってみる
あなたが祈っている宣教師が実際に働いている現場を、直接自分の目で見て来て下さい。「百聞は一見にしかず」です。行って見ないとわからない世界があるのです。「行って何か奉仕をしなければ」とか「迷惑になるのではないか」なんて思わないで下さい。見て、祈ってくるだけで良いのです。あなたが宣教地に行くこと自体が、その宣教師と、現地のクリスチャンたちにとって大きな励ましになります。
実際、行った本人が、一番恵みを受けます。日本の日常では体験できない様々なことを肌で感じ、学び、チャレンジを受けます。現地の人たちと直接交わり、世界大のニーズに目が開かれ、視野が広がります。宣教地での主のみわざを見て、主と深く出会い、御手に触れられて、心のいやしを体験します。忙しい日常から離れて、人生の目標を考え直し、人生が変えられます。宣教の炎に燃やされ、新しいビジョンが与えられ、希望にあふれます。そして、その恵みを持って、日本に帰って行くのです。
日本に帰ってから、あなたの宣教に対する祈りが変わります。そのときに出会った一人一人の顔を思い浮かべながら、具体的に、ビジョンと情熱を持って祈れるようになるのです。「ものはためし」です。どうか思い切って、一歩踏み出して下さい。短期宣教旅行は、あなたの人生にとって、必ず大きな祝福となるでしょう。
