私たちのビジョン

(黙示録7:9-10)

その後、私は見た。すると見よ。すべての国民、部族、民族、言語から、だれも数えきれないほどの大勢の群衆が御座の前と子羊の前に立ち、白い衣を身にまとい、手になつめ椰子の枝を持っていた。彼らは大声で叫んだ。「救いは、御座に着いておられる私たちの神と、子羊にある。」

この場面こそが、私たちの最終ビジョン、歴史のゴールです。歴史はこの日に向かって進んでいます。イエス・キリストがこの地に再び来られたときに、王の王、主の主であるキリストがこの全世界を完全に統治する、キリストの王国が実現します。そのとき、全ての暗闇の勢力、サタンの支配は滅ぼされ、世界中の全ての問題は解決し、苦しみや悲しみのない世界がやって来るのです。その日には、全ての民族、部族から救われた主の民が、主の御座の前で賛美します。あなたも、この天国での大賛美集会に参加するのです。この「神の御国の完成」こそが、私たちの希望であり、全てのクリスチャンが求めるべき最終的なビジョンです。

では、このビジョンは、どうしたら実現するのでしょうか?それは「すべての国民、部族、民族、言語から」救われた民が起こされたときに、実現します。

(マタイ24:14)御国のこの福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての民族に証しされ、それから終わりが来ます。

・・・全ての民族に福音が「証し」されて「それから」キリストは再臨し、神の御国が成就します。ということは、逆に言うと、福音がまだ伝えられていない未伝道部族が1つでも残っている限り、このビジョンは実現しません。全民族が「信じたら」ではありません。福音を証しした後、信じるか信じないかはその人の責任です。しかし、福音を聞かせるのは私たちの責任なのです。主イエスは私たちに「すべての民を弟子としなさい」(マタイ28:19)と命令しました。それからもう約2千年もたっているのに、私たちはまだこの宿題をやり遂げていないのです。

例えば、親が子どもに「宿題が全部終わったら遊んでいいよ」と言ったとします。それなのに子どもが「半分やったから遊ぼう」とか「もう3時になったから遊ぼう」と言って遊びに行ってしまったら、どうでしょうか?それでは親の言ったことに従っていません。私たちは、これと同じことをしています。私たちは、自分の国や他の国をいくつか宣教しただけで、宿題を全部やった気になっているのです。主イエスは天国から地上を見て、こう言って嘆くでしょう。「わたしの弟子たちは、一体いつになったら宿題を終わらせるのか。わたしは早く地上に降り立って御国を完成させたいのに、一体いつまで待たせるつもりなのか。」私たちは、これ以上私たちの主を待たせておいてもいいのでしょうか?宿題は、まだ終わっていません。この「残された課題」を全て成し遂げるときに、キリストは再び来られて、神の御国は完成します。神は、この救いの歴史的目的を完成させる重大な任務を、私たち教会に預けられたのです。神の御国が来るのを望むなら、私たちは、全世界の全ての民族に福音が伝えられるように、今こそ全力を尽くさなければならないのです。

このビジョンを達成するために、私たちは、未伝道部族の最後の1部族にまで福音を伝えます。これがパウロの世界宣教の理由であり、情熱であり、ビジョンでした。

(ローマ15:20)このように、ほかの人が据えた土台の上に建てないように、キリストの名がまだ語られていない場所に福音を宣べ伝えることを、私は切に求めているのです。

宣教は、一部の特別な人たちだけの仕事ではありません。主を愛する「全ての」クリスチャンは、あらゆる方法でこの世界福音化の任務に献身するべきです。「未伝道」と呼ばれる部族が1つずつ少なくなっていくときに、私たちはこのゴールに一歩ずつ近づいていきます。私たちは、この御国のビジョンが実現する日を、熱烈に待ち望みます。そして私たちは、私たち自身の献身によって、その日が来るのを、もっと早めることができるのです。

(Ⅱペテロ3:12)そのようにして、神の日が来るのを待ち望み、到来を早めなければなりません。

私たちは、このビジョンに向かって日々前進して、一日でも早く主イエスをこの地にお迎えしましょう!

(黙示録22:20)アーメン。主イエスよ、来てください。

これを読んでいるあなたは今、どうでしょうか。主の再臨が近づいている今、あなたは残りの人生を何のために使いますか。明るい部屋では、ろうそくは要りません。でも、真っ暗な部屋では、その小さな火が部屋全体を照らします。たった一度の人生、その小さな火を、キリストの光の届いていない暗やみの地で輝かしませんか。主は今、あなたの心に語りかけ、あなたをこの宣教のビジョンのために召しておられます。

(イザヤ6:8) 私は主が言われる声を聞いた。「だれを、わたしは遣わそう。だれが、われわれのために行くだろうか。」私は言った。「ここに私がおります。私を遣わしてください。」

あなたは行きますか。主はあなたの答えを待っています。どうかこのビジョン、主の再臨と御国、世界宣教のビジョンのために、あなたの人生をささげて下さい。主はあなたを通して、御国をこの地に来させてくださいます。

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